「iPhone XS」ってどんな機種?|知らないともったいない魅力がある!
iPhoneはたくさんの機種が販売されているので、機種変更のたびに迷ってしまいませんか?
最新モデルはとても魅力的ですが、旧モデルもおすすめです。
「やっぱり最新の方がいいよね!」とスルーして見逃すともったいないですよ!
この記事では、2018年発売の「iPhoneXS」について、主な仕様・特徴、メリット・デメリットをお伝えいたします。
iPhoneXS:主な仕様

iPhoneXS | iPhoneXS MAX | iPhone 11 |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
・パープル ・イエロー ・グリーン ・ブラック ・ホワイト ・PRODUCTレッド |
5.8インチ Super Retina HDディスプレイ | 6.5インチ Super Retina HDディスプレイ | 6.1インチ Liquid Retina HDディスプレイ |
ガラスとステンレススチールのボディ | ガラスとステンレススチールのボディ | ガラスとアルミニウムのボディ |
デュアル12MPカメラ(広角と望遠) | デュアル12MPカメラ(広角と望遠) | ナイトモードを備えたデュアル12MPカメラ(超広角と広角) |
TrueDepth 最大60fpsの1080p HDビデオが撮れる7MPカメラ | TrueDepth 最大60fpsの1080p HDビデオが撮れる7MPカメラ | TrueDepth 最大60fpsの4Kビデオが撮れる12MPカメラ |
Face ID | Face ID | Face ID |
A12 Bionicチップ 第2世代のNeural Engine搭載 | A12 Bionicチップ 第2世代のNeural Engine搭載 | A13 Bionicチップ 第3世代のNeural Engine搭載 |
iPhone Xより最大30分長いバッテリー駆動時間 | iPhone Xより最大1.5時間長いバッテリー駆動時間 | iPhone XRより最大1時間長いバッテリー駆動時間 |
ワイヤレス充電・高速充電に対応 | ワイヤレス充電・高速充電に対応 | ワイヤレス充電・高速充電に対応 |
水深2メートルで最大30分間の耐水性能 | 水深2メートルで最大30分間の耐水性能 | 水深2メートルで最大30分間の耐水性能 |
メリット
iPhoneXSには、下記のようなメリットがあります。
●ディスプレイの性能・画質が良い!
●枠のないデザインで画面に集中しやすい!
●高性能で機能が豊富な「デュアルカメラ」で撮影が楽しめる!
●処理性能の良い「A12 Bionicチップ」を搭載!
●ステンレススチールと強靭なガラスのボディで頑丈!
●ワイヤレス充電・高速充電に対応している!
●耐水性能が優秀!
●バッテリー不足でも予備電力で「Suica」が使える!
●SIMカードが2枚使える「デュアルSIM」!
●決済システム「FeliCa」に対応している!
●iPhone11シリーズよりも安い!
デメリット
メリットがある一方で、iPhoneXSにはデメリットもあります。
・「ホームボタン」がついていない
・iPhone11シリーズよりも性能が一段低く、機能もやや少ない
・Appleストアでの取り扱いが終わっている
■ホームボタンが無い
iPhoneXSには、従来のiPhoneにはついていた「ホームボタン」がついていません。
そのため、ホームボタンのついている機種に慣れているiPhoneユーザーの場合、ホームボタンに代わる新しい操作に慣れる必要があります。
操作性の違いなどで戸惑ってしまうこともあるでしょう。
■最新モデルよりも性能・機能が一段劣る
iPhoneXSは単体で見るととても優秀なiPhoneですが、やはり最新モデルであるiPhone11シリーズと比べると性能・機能が一段低いです。
たとえば、iPhone11には採用されている新しいカメラ機能「ナイトモード」などがありません。
最先端のカメラ機能や処理能力を求めている場合は、iPhoneXSよりもiPhone11シリーズの方がおすすめです。
■Appleストアでの取り扱いが終わっている
iPhoneXSは、iPhone11シリーズが登場したことでAppleストアでの販売が終了してしまいました。
iPhoneXS:主な特徴
ディスプレイの性能・画質が良い!
iPhone8で使われていたディスプレイは「Retina HDディスプレイ」でした。
iPhoneXSでは、これを上回る「Super Retina HDディスプレイ」が採用されています。
動画鑑賞・ゲームをする方や、写真・イラストなどの静止画を楽しむ方にもおすすめです!
枠のないデザインで画面に集中しやすい!
■「ベゼルレス」デザイン
iPhoneXSでは、枠(わく)のないデザインである「ベゼルレス」が採用されました。
ボディぎりぎりまでディスプレイが広がっているので、画面を見る時にも枠が視界に入らず、集中しやすくなっています。
■ホームボタンの廃止
ホームボタンがないことで、従来の機種であればホームボタンがついている部分まで画面が広がっています。
ベゼルレスデザインと相まって、フォルムもスマートですね!
高性能で機能が豊富な「デュアルカメラ」
■「広角」と「望遠」のデュアル12MPカメラ
iPhoneXSのカメラでは「広角」に加え、「望遠」が使えるようになりました。
状況に応じて2種類を使い分けることができるので、より撮影の幅が広がりました。
画素数も「12MP(メガピクセル)」と性能が良く、高い解像度で撮影をすることができます。
■「スマートHDR」機能でより鮮明に
撮影をする時、「明るい部分=白く光って写る」「陰のある薄暗い部分=真っ黒に写る」といった経験に悩まされたことはありませんか?
従来のiPhoneカメラでは、「明るい部分・暗い部分」が鮮明に写らないことがありました。この悩みを解消してくれるのが「スマートHDR」機能です。
ストレスなく撮影できるので嬉しいですね!
■ポートレートモード
iPhoneXSでは、背景をわざとボケさせることで被写体が引き立つ「ボケ効果」など、被写体をより際立たせるポートレートモードが使えます。
人の多い場所で家族のスナップ写真を撮る時や、印象深い写真を残したい時におすすめです!
■6つのエフェクト
照明を切り替えられるスタジオ撮影のように、エフェクト(効果)を使い分けて撮影することもできます。
SNSに料理の写真をアップ方などに、とてもおすすめの機能です!
処理性能の良い「A12 Bionicチップ」を搭載!
「チップ」は人間の体にたとえると「脳」に当たるパーツです。
優秀な頭脳を持っているほど処理性能が高いように、性能の良いチップを搭載したiPhoneの方が性能が良くなります。
iPhoneXSには「A12 Bionicチップ」が搭載されており、操作性もスムーズで快適です。
■ベンチマークで「363,000」のスコアを出す性能
モバイル機器の性能を数値化して評価する「Antutuベンチマーク」では、iPhoneXSは「363,000ポイント」のスコアが出ているそうです。
一般的な使用方法ならば15万ポイント程度のスコアがあれば十分ともいわれていますので、iPhoneXSは「十分」の基準より2倍は上の性能を持っているといえるでしょう。
たしかにiPhone11シリーズに比べると性能は負けてしまいますが、iPhoneXSもとても性能が良い機種です。
最新モデルにこだわらない方にはとくにおすすめです!
ステンレススチールと強靭なガラスのボディ
iPhoneXSには「医療器具と同じグレード」に仕上げられたステンレススチールのフレームが使用されています。
そしてガラスも、従来よりも「最も強靭(きょうじん)」と評価されている丈夫なガラスが採用されました。
とても頑丈なのは嬉しいポイントですね!
ワイヤレス充電・高速充電に対応!
iPhoneXSは「ワイヤレス充電」「高速充電」に対応しています。
■ワイヤレス充電
ワイヤレス充電とは、専用の台にiPhoneXSを置くことで充電が開始される機能です。(従来通りにLightningケーブルを挿す方法でも充電できます)
毎回Lightningケーブルを挿さなくても、さっと台に「置くだけ」なので手間がかからなくなり便利です。
■高速充電
別売りのアダプターが必要ではありますが、高速充電では「30分で最大50%の充電」ができます。
「寝る前に充電し忘れた!」といった場合でも、外出前の短時間で充電できるので安心です。
iPhoneの充電は日常的なことなので、ノンストレスに充電できるのは大きな魅力といえるでしょう。
耐水性能が優秀!
iPhoneXSの耐水性能は、「水深2メートルに水没しても30分耐えられる」IP68等級です。
「水」は日常でも身近なiPhoneの故障トラブル原因になりかねないものなので、優れた耐水性能を持っている機種はありがたいですね!
予備電力で「Suica」が使える!
iPhone 7以降の機種では、iPhoneに「Suica」などを登録して電車やバスに「スイスイ」と乗ることができます。
iPhoneXSではその便利な機能がさらにグレードアップし、バッテリー残量が不足しても予備電力でSuicaの機能が使えるようになりました。
「バッテリーが無くなりそう……」と、外出先でハラハラした不安な時間を過ごさなくても良いのです!
SIMカードが2枚使える「デュアルSIM」
iPhoneXSでは「デュアルSIM」が採用され、「nanoSIM」「e-SIM」の2種類のSIMカードを使えるようになりました。
デュアルSIMのメリットは、「端末を2台持たなくてもよくなる」点です。
異なる電話回線を1台にまとめることができるのです。
仕事とプライベートを1台のiPhoneで行いたい方や、海外でも愛用のiPhoneを使いたい方におすすめです!
iPhoneXS:不具合・故障
iPhoneも機械ですから、ふとした時に不具合・故障が発生することもあります。
不具合
iPhoneXSでは、下記のような不具合の事例があるそうです。
・Wi-Fiの通信速度が遅い
・Lightningケーブルでの充電で不具合
・LTE通信での通話で不具合
不具合は、初期不良や故障が原因である可能性もあります。
もしiPhoneの調子がおかしいと感じたら、Apple公式サポートや修理店に相談してみましょう。
ディスプレイのトラブル
iPhoneでも多い故障トラブルが、「ディスプレイが割れてしまう」といった事例です。
「iPhoneを使用中に落とした」「持ち歩いている時にぶつけた」など、人による「うっかりミス」が原因となることもあります。
どんなに頑丈につくられているiPhoneXSでも、限界を超える強い衝撃が加わるとディスプレイやボディが破損してしまうかもしれません。
破損による割れ目を放置していると、そこから水分がiPhone内部に侵入してしまうおそれもあります。
お早めに修理店にご相談下さい。
水分が浸入するトラブル
精密機械であるiPhoneは、内部に水分が浸入してしまうと壊れてしまうおそれがあります。
優れた耐水性能を持つiPhoneXSですが、「耐水」であって「完全防水」といううわけではありません。性能には限界もあります。
水没させてしまうなどiPhoneが濡れた時は、水気を切ってよく乾かし、もしもの場合は早期に修理店に持ち込みましょう。
iPhone XS Max:故障の際に確認すること
不具合や故障はいきなり起きてしまう物です。
では故障してしまった場合、まず何をすればいいのか?何ができるのか?
高価なiPhoneですので、万が一の故障の時の為にもいくつか確認しておく必要がある事をご紹介させていただきます!
シリアル番号で確認
【iPhone XS】を購入すると必ず保証書が貰え、メーカー保証が1年間有効です。
保証書の期限をみれば、iPhoneの製品保証期間内かを知ることができます。
ですが、「どこにしまったかわからない」「なくしてしまった」という方もいると思いますが、安心してください。
そんな時でも大丈夫です!「iPhone XS」の本体には実は、シリアル番号があるので、これを見る事で保証期間内であるのかの確認が行えます。
AppleCare+ for iPhoneの確認
【iPhone XS】も、メーカー保証の1年間とは別に、[AppleCare+ for iPhone]に加入することができます。
加入しているかたは、期限内なのか確認する必要があります。
加入されていない方は万が一、壊れてしまった時の代償が大きい為加入しておくのもいいかもしれません。
保証サービス未加入の方
AppleCareや他の保証サービス未加入の方、万が一故障や不具合があった場合『修理が高い!』などと安易に新機種乗り換えではなく、一度当店【ダイワンテレコム池袋店】にお問い合わせください。
きっと何かお手伝いが出来る事があるかと思います。
まとめ
iPhone11シリーズの登場で目立たなくはなりましたが、iPhoneXSは今でも十分に高性能で多くの優れた魅力を持っている機種です。
「やっぱり最新の方がいいよね!」とスルーして見逃すともったいないですよ!
とくに、耐水性能など細かい面ではiPhone11とさほど違いがありませんので、最新モデルにこだわらない方にはおすすめです。
機種選びに迷ったら、ぜひiPhone11シリーズと一緒にiPhoneXSもご検討下さいね!